top of page
The Blue Box
検索
ピカソと鳩
ピカソはカンヌ近郊の別荘のベランダに鳩小屋を造り、鳩を買っていました。 ピカソの父はマラガでは鳩を描く画家として知られており、ピカソは9歳の頃には 鳩のドローイングを描いています。 彼の最初の油彩は1901年の「子供と鳩」です。 (子供と鳩 in1901 個人蔵)...
閲覧数:1,575回
富岡鉄斎 保昌赴丹図
画題は「保昌赴丹図」。 画面の右下に人物が描かれています。馬上の人物が保昌なんでしょう。 藤原保昌(ふじわらのやすまさ)は平安中期の貴族です。道長四天王とも呼ばれ武勇に優れていて、色々な逸話を残しています。 中でも源頼光とその四天王(渡辺綱、坂田金時、卜部季武、碓井貞光)と...
閲覧数:54回
作品の魅力を引き出す写真(銀座室礼撮影)
この角度から見たこの富岡鉄斎絵付けの硯箱。すごく魅力的じゃないですか? 上蓋だけではなく側面にも絵が続いていて椿と白梅が伸びやかに描かれています。 全体が見渡せるこのアングルだと枝や花の華やかで伸びやかな様子が伝わってきますね。...
閲覧数:35回
山種美術館で開催中の上村松園展
2月5日から4月17日まで山種美術館で「上村松園・松篁-美人画と花鳥画の世界-」展 が開催されています。 品格漂う美しい上村松園の作品がたくさんあり、うっとりと魅了されます。 また、山種美術館さんは作品に因んだ和菓子を展覧会ごとに作っています。...
閲覧数:68回
ギャラリストの話 「額を変える」
弊社では作品の額を変えることがあります。作品の雰囲気を壊さず、より引き立てるために専門の額屋さんと相談をして決めさせていただいております。 先日、奥村土牛の作品の「牡丹」の額を変えました。 こちらが以前の額なのですが、銀縁の額で少し物寂しく見える気がします。...
閲覧数:242回
美術探求《湖畔の道》はどこ?
梅原龍三郎《湖畔の道》 発色の良い群青の岩絵具や金泥が美しい本作。ここは、どこの湖畔なのでしょうか。 額裏に画家本人が書いた、いわゆる共シールが貼られています。 湖畔の道(レトレーザ)1958年8月10日とあります。 確かその頃に梅原は南仏からイタリアを訪れていたはずですの...
閲覧数:198回
ピカソの言葉
20世紀の巨匠ピカソ。 自由な女性関係にみられるように、その情熱的な性格がクローズアップされていますが、 ピカソの残した言葉はストレートに今の私たちの心に響きます。 明日に延ばしてもいいのは、 やり残して死んでもかまわないことだけだ。 Only put off until...
閲覧数:75回
安田靫彦 観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)
菩薩は悟りを目指して励む修行者のことをさします。仏の慈悲を実践することで、すべての衆生に対する利益(りやく)救済を図ろうとつとめます。 岩間で修行に励む観音さまに空から光がさして、悟りを開いたことを啓示しているかの如くなんとも神々しく美しい作品です。...
閲覧数:51回
朝井閑右衛門のドンキホーテ
厚塗りの油彩で書かれてますが、 よく見ると左に騎士、右上に風車、右下にはロバに乗った従者皆さん、 ご存知のセルバンテスのドンキホーテの有名な場面です。 従いまして騎士は愛馬ロシナンテに跨がるドンキホーテです。 ライフワークとして朝井閑右衛門が何度も描き続けたこの主題ですが、...
閲覧数:211回
余白に目を休ませて 藤田嗣治 甲虫
藤田嗣治の甲虫。甲虫と蜂が見事な筆遣いで描かれています。 ふと気づくと何も描かれていない部分、余白にも目がいきます。 この絵の影の主役はこの銀箔の余白だと言ってもいいでしょう。 この余白が見るものの想像力を掻き立ててくれるからです。 甲虫は蜂を追いかけているのだろうか。...
閲覧数:215回
梅原龍三郎の女神
ローマ神話の愛と美、豊穣の女神、ウェヌス。英語読みではヴィーナスです。 ギリシャ神話の神、アフロディーテと同一視されており、金星を司ります。 皆さまはヴィーナスにどんなイメージをお持ちでしょうか? BC2世紀のミロのヴィーナスに始まり、ボッティチェッリの「ヴィーナス誕生」(...
閲覧数:91回
東美公式オンラインモール「TSUNAGU(つなぐ)」のご紹介
東京美術倶楽部(東美)に所属の経験豊かな美術商だけが出店できる、美術品販売専門のECモール、「TSUNAGU(つなぐ)」がオープンしました。 出店者はいずれも東美の厳しい入会規程を満たした、長年の経験と業界内での信用を持つ美術商であり、選りすぐりの逸品が揃っています。...
閲覧数:139回
奥村土牛の絵付けの皿
今回はとても珍しい作品をご紹介します。 奥村土牛先生が紅白牡丹を絵付けした皿です。 たっぷりと岩絵具も使っていて 金地お皿に紅白牡丹で 大変御めでたい作品ですね。 胡粉の白の絵の具がとても綺麗で引き立っています。 43㎝もある大皿をかなりしっかりした岡村多聞堂の額装で仕上げ...
閲覧数:144回
古赤絵硯屏(こあかえけんびょう)
硯屏(けんびょう)とは硯の頭の上方に置いて、ほこりが硯の中に入るのを防ぐ衝立形の道具で、中国の文人が机を飾る文房飾です。 ご紹介するのは梅原龍三郎旧蔵の古赤絵硯屏です。 梅原龍三郎の好みそうな鮮やかな赤絵の色彩でこの人物も立体的に飛び出しています。...
閲覧数:348回
bottom of page