青龍堂 小川都一中シンポジオン 2024/1/31都一中シンポジオンは第12シーズンに突入しました。 その第一回は一中節「都若衆萬歳」、常磐津節「乗合船恵方萬歳」。 若衆歌舞伎の少年役者が颯爽と舞う祝いの曲です。 「萬歳」はお正月の門付(かどづけ)など、日本の芸能の原点といわれる祝福芸。...
青龍堂 店主安田靫彦の俑俑というのは埋葬する時に故人を守る兵士や寂しくないようにもてなす楽団などの像です。 安田靫彦はその俑を生きているかのように描きます。 こちらは笙を吹く楽人です。 この時代の画家は古美術品もかなり収集していました。 安田靫彦や前田青邨は特に好んで集めました。...
青龍堂 店主安田靫彦の万葉集昭和43年皇居新宮殿に東山魁夷「朝明の潮」と一緒に安田靫彦は「万葉集和歌」を納めました。 千草の間に万葉集から選出された草花と鳥の歌をそれぞれ10種ずつ漢字と仮名で色替わりの料紙に描きました。 こちらはその中の 春野尓 須美礼採尓等 來師吾曽 野乎奈都可之美 一夜宿二来...
青龍堂 店主安田靫彦 観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)菩薩は悟りを目指して励む修行者のことをさします。仏の慈悲を実践することで、すべての衆生に対する利益(りやく)救済を図ろうとつとめます。 岩間で修行に励む観音さまに空から光がさして、悟りを開いたことを啓示しているかの如くなんとも神々しく美しい作品です。...
thebluebox青龍会青龍堂では過去に青龍会という今では想像もつかないような豪華な顔ぶれの作家さんによる新作展を33回開催してきました。 東京オリンピックの1964年 当時はまだ上野に店があり広い展示スペースがなかったので美術倶楽部の東美特別展で初の展覧会を開催しました。...